もう少しだけ、61歳で会社辞めて、起業しました。

61歳で会社辞め、起業します。その不安と期待にあふれた日々をお届けできればと思います。

ここにカチあり

仕事仲間から野球のチケットを譲り受けました。バン*リ*ドームのネット裏のチケットです。2枚あったので、数人の友人にLINEグループで誘いをかけました。取り合いになるとややこしいので、ネット裏という事は内緒で「平日のナイターのチケット要る人!」とだけ伝えました。平日とあってあまり反応がない中で、翌日になり一人の友人から、行けないこともないけどと連絡が入ったので、「ではお願いします、実はネット裏だけど。」とLINEで返答をしました。その友人は大喜びです。すると別の友人からも「何枚ある?」と早速の問い合わせが入ってきました。やっぱりなと思いながら「2枚(涙)」と返答しました。野球好きにはネット裏のチケットは魅力、価値があるんだと再認識しました。一方で、数年前に韓国のパートナーが、来日中に仕事先の三*電機さん(ドームのオーロラビジョン作ってます)から貰いましたと言って同じくネット裏のチケットでナイター観戦に行かれました。翌日、どうだった?と聞いたところ、「うん、入って雰囲気を見て30分で出てきました。」という言葉を聞いて、思わず「勿体無い!」という言葉が口を出ました。
同じものでも人によって価値は違うんだなと改めて思います。様々なコレクターもしかりです。そういえば、家に眠っている昔の野球選手のサインは価値あるんかな?谷沢、中、星野、東邦の坂本などなど。旬というキーワードも価値には大切ですね。
価値のあるものを創造し、価値を認めてもらう人と分かち合う。商売にも通じる気がします。ここにカチあり!と胸張って言えることをしていきたいとずっと持ってます。が、中々難しいですね。

今はもうだれも

昔はたまに家に来ていたのに、今は全く来なくなった人達がいます。まずは富山の薬売り、半年に一度くらい来ては,置き薬を補充しながら、使った分を清算するシステムで商売をしていました。結構、強い薬で亡き母はよく効くと愛用をしてました。おまけでもらえる風船が楽しみでした。ネットを見ると通販はしているようなので、販売店さんがやり方を変えたのかと思います。次は虚無僧、これも1年に一度程度の頻度で来て、都度お布施?を渡してました。深編笠をかぶり、尺八を吹きながらやって来る姿、ましてや2-3人並んでくると子供ながらに、少々の恐怖感を覚えたものです。調べてみると禅宗の修業の一環という事で、修行をする人が減ったのかな。続いてはホームレス。たまに来ては、恵んでくれないかと懇願してきました。これも亡き父が「恵んであげるので、よそで悪いことはするなよ!」と言っては500円を渡してました。これは、そういう文化がなくなったのではなく、その人がいなくなったのかと思います。最後に各集金の人たち、保険、新聞、化粧品、月に一度来ては世間話に花を咲かせてましたが、何時の頃からか(随分前かな)銀行引落しとなりました。
また家ではありませんが、昔々は駅によくいた片足の無い軍人さんが、立ちんぼで物乞い、失礼寄付のお願いをしている姿もなくなりました。戦後80年、当たり前ですね。


今はもうだれも、家に来なくなりました。
少々の寂しさとたくさんの安心感が混ざり合います。

芽ばえ

3月中旬すぎても結構寒い日や雨が続き、桜の開花も遅れそうな気候ですが、我が家の庭では、春の芽生えを感じさせる雑草がモクモクと生え始めてきました。寒かったのと芝は冬のお手入れは不要というネット情報を見て、2月頃からあまり手入れせずにいたのですが、ここ2週間ほどで目に見えて目立ち始めました。茶色い芝生に緑みどりした雑草はやはり目立ちます。雑草という名の植物は無い、とよく言いますが、私にとって雑草は雑草、それも順番に生えてこればいいのに一斉に生えてくるから質が悪いです。30分ほど草むしりをするとかなり雑草は取れた気になりますが、全体を見渡すと一向に減った感じがありません。翌日にはまたまた成長した雑草が。その生命力には感服、完敗、上原浩治さんのユーチューブではありませんが、雑草魂にあっぱれです。
種も撒いていないのに生えてくる雑草、一方で、結構種をまいているのに生えてこないのがビジネス。この1年で計画した3本の矢のうち1本は上手く行き、何とか生活は出来ていますが、残り2本は不発。追加で飛ばそうとした2本も不発。なかなか難しいですね。雑草のように自然の風に乗り(これは人脈かな)、生えてくるビジネスを創出すべく模索が続きます。生命力のある種(=商品力)が大事なんでしょうね。下手な鉄砲も数打てば当たるかもしれないので、種まきに注力していきます。春になり雑草のみならずビジネスの芽生えも待ちわびています。題名は、麻丘さんですね。